でも……
“友達の印”って言われて、すっげぇ嬉しかったんだ。
蒼太に俺の存在を認められた気がして。
絢華ちゃんとの関係が、いつまでも今のままでいいなんて思ってなかった。
これが前へ進むきっかけになるような気がしたんだ。
「そうなんだ。でもね、蒼太。大人と子供は違うのよ」
「どうして?」
「絢華ちゃん、俺と蒼太の間には友情が成立してるからさ、このままでいいよ」
「隼人さん、ごめんね」
絢華ちゃんは申し訳なさそうに謝ってくるけれど、俺にとってはほんとに嬉しいことだったんだ。
「ママー、ゆうか、おままごとしたい」
「今日は優華のお誕生日だから、今からママ頑張ってお料理作らなきゃならないし、少しだけね」
「うん!」
俺と蒼太が車のおもちゃで遊んでいる横で、絢華ちゃんと優華はおままごとを始めた。
でも……
ふと絢華ちゃんの方を見たら……
「絢華ちゃん?」
「えっ」
絢華ちゃんの方へゆっくりと歩いていく。
「どうした?」
そう言って、無意識に俺の指が絢華ちゃんの頬に触れる。
“友達の印”って言われて、すっげぇ嬉しかったんだ。
蒼太に俺の存在を認められた気がして。
絢華ちゃんとの関係が、いつまでも今のままでいいなんて思ってなかった。
これが前へ進むきっかけになるような気がしたんだ。
「そうなんだ。でもね、蒼太。大人と子供は違うのよ」
「どうして?」
「絢華ちゃん、俺と蒼太の間には友情が成立してるからさ、このままでいいよ」
「隼人さん、ごめんね」
絢華ちゃんは申し訳なさそうに謝ってくるけれど、俺にとってはほんとに嬉しいことだったんだ。
「ママー、ゆうか、おままごとしたい」
「今日は優華のお誕生日だから、今からママ頑張ってお料理作らなきゃならないし、少しだけね」
「うん!」
俺と蒼太が車のおもちゃで遊んでいる横で、絢華ちゃんと優華はおままごとを始めた。
でも……
ふと絢華ちゃんの方を見たら……
「絢華ちゃん?」
「えっ」
絢華ちゃんの方へゆっくりと歩いていく。
「どうした?」
そう言って、無意識に俺の指が絢華ちゃんの頬に触れる。


