佳世は耳の先っぽまで真っ赤にして…
「“あれ”なの………………」
「…──ぁ!!」
ここで「“あれ”ってなに??」と聞いちゃう程、ボケてもないし純でもない。
月に一回くる女の子特有の“あれ”ですな…………。。
「だから、いやじゃないけどダメ」
「…はい」
意識に反する生理現象とはいえ………
今の俺には拷問だ。。。
“自己処理”ってか!?!?
………寂しすぎる(泣)
「今度ね(笑)」
そう言って、照れてはにかんで笑う佳世。
この笑顔がヤバいって事に…もうそろそろ気づいて欲しかったりする男心。
まぁ……
佳世に言っても無駄そうだけどさっ。
「じゃ…今日は………」
もう一度唇を重ねた。



