私の婚約者は特殊捜査官

・・・

私たちの会話を、

楽しそうな見ていた隆弘。

・・・

私が怒鳴ったのを最後に、

隆弘が話しはじめた。

「これで、今日の要件は終わりです。

何かありましたら、またおって知らせます」


そう告げた隆弘は、

私の肩を抱き直し、

歩き始めた・・・

私の歩調に合わせてゆっくりと・・・

・・・

秀の横を通り過ぎようとした時、

私は小さくつぶやいた。

・・・



「・・・秀、ゴメンね」


「…琴美」


・・・・?!

・・・

それは一瞬の出来事だった。