・・・

そんな時だった。

・・・

理子の母親から、

ある物を受け取ったのは・・・

・・・

「大河内さん、

貴方の婚約者、

相原琴美さんに、お会いしたいんですが」

・・・

理子の母の申し出に、

オレは快諾し、

琴美の元に連れて行った。

・・・

あまり外にも出ない琴美は、

自分の部屋に閉じこもってる状態。

・・・

琴美の部屋に、

理子の母を案内した。

・・・

「どちら様?」

琴美の質問に、

理子の母は、優しく微笑んだ。

「理子の母です」

その言葉を聞き、

ハッとした琴美は、

床に座り込み、頭を下げた。