ここ数日の食事は、

すべて部屋でしていた。

・・・

お昼前、

秀はキッチンへ食事をとりに行く。

・・・

私は、

部屋の中で一人、

毎日の日記を綴っていた・・・

もしもの時の為に・・・

・・・

コンコン。

ノックがして、

私は秀だと思い、

気楽な気持ちで、どうぞと声をかけた。

・・・

しかし、

入ってきたのは、

隆弘とその部下・・・

・・・

「…何の用ですか?」

私の問いかけに、

隆弘は優しく微笑んだ。

そして、

隆弘は部下に合図をすると、

私に静かに近寄ってくる・・・