「…はい!皆休憩しようよ!」







明るく振る舞い、この時間を大切にしなきゃ。



「あー疲れた」



「光ちゃん、すごい頑張っていたもんね~」




「俺のスパルタで教えたお蔭だよっ」



「裕大うるさいっ」






なんとも小学生の会話みたいで、思わず爆笑してしまった。




「た、太陽!なんで笑うのよ…っ」




顔を真っ赤にして上目ずかいで見てくるひーちゃんは、すごく可愛い…





「だって裕大との会話が、小学生みたいだったからー」




「…っっ」




また一段とひーちゃんの顔が赤くなる。




「私、トイレ!!」






そう言って、駆け足で出ていった




「あ、やべー。俺バイトだ!」

「私は、塾いかないと!」



まだいて1時間しか経ってないのに…!?



2人も駆け足で家を出た。








「ただいまぁ…ってあれ?皆は?」




「用事あるから帰っちゃった。ひーちゃんどーする?」




しばらく考えて、また顔を真っ赤にしてこっちを見る。


「まだする…」







―――――――…