ゆっくりと、重い足を運ばせながら、屋上へと向かう。
…なんとか屋上へ着き、腰かけたとき
「ひーちゃん!」
後ろから、太陽の声がした。
「大丈夫?」
「は?何が?」
「さっき、女子達ともめてる時…、ひーちゃんの瞳が、悲しそうに見えたから…。怖かったよな…」
なんで――――…?
そんな所、気づいた人なんて、家族ですらないのに…
あぁ…
太陽は、どうしてそんなに 温かいの…?
私の心は、温かいよ……
無意識に、泣いてしまっていた。
「ひーちゃん…。大丈夫。俺がついてるんだから!」
「頼りないじゃんっ」
「え゙――!?」
泣いてるのに、笑ってる。
本当に、意味不明。

