「震えてる・・・

・・・怖い?」

オレの言葉に少しだけ頷いた穂波。

・・・

「止めるか?

今ならまだ止められるぞ?」


「・・ううん・・・

抱いて・・ください」

・・・

穂波はオレにしがみ付くように抱きついた。

・・・

「やさしくするから・・・」

その言葉が合図となり、

行為は進んでいく。

・・・

最初は震えていた穂波も、

だんだん気持ちよくなってきたのか、

甘いと息を漏らし始めた。

・・・

「穂波…愛してるよ」

「・・私・・も」

・・・

今夜初めて、

穂波のすべてを手に入れた。