黒猫が懐くまで。




「っ…。」



私は、教室を飛び出した。



「華蓮っ…!」





気がつけば、屋上。


さっき、私の名前を呼ぶ声がした。


気のせいだろうけど…。



あれっ。


コンクリートに黒いシミ…。




私はなんで…


ナイテルノ?



あれくらいの事なんて、慣れたはずなのに。



どうして今さら。



「っ…うっ…。」




とまれ、とまれ、とまれっ!



これ以上…



シミを広げないで…。