天然、と言われてそれを拒否する自分と、

それを喜ぶ自分がいる。


転んだ時、ドジと言われて恥ずかしくなる自分と、

その状況を嬉しがる自分がいる。


水森 いつぐ(みなもり いつぐ)はそんな人。






優しいね、と言われて「ありがとう」と返す自分と、

素直に受け入れない捻くれた自分がいる。

優しい「意見」をぶらさげて、



実は冷めた「意見」も隠し持つ自分がいる。



宮都 直(みやと なお)はそんな人。






「天然でも何でもない」

「勝手に俺を<優しい王子様>にしないでくれ」




「「顔が2つあるのは、よくあることだよ」」


*違うのかな。