もう!
こうなったら意地でも起こしてやる!


「ねぇ、さくっ‥‥」


腕を引っ張られ、
そのままベッドに倒れた。


目の前には桜の整った顔。


「さくっ‥ち、近いよぉ」


「ねぇ、凜乃」


「ななな、何??」


「凜乃からキスしてくれたら、
起きてもいいよ~」


‥‥へ??