「はーい、流愛と夏は完璧遅刻」
碧乃の笑顔が怖い……
「あぁ、悪ぃ」
「悪ぃ、じゃ済まないんだけど……」
2人の間に火花が散ってるように見えるのは。あたしだけですかぁぁぁ?
いえ、みんなそうみたいですね♪
「碧乃、さっさと始めようぜ」
生吹の一喝。
「今日は、他校とやる、ベストカップルコンテストについてです」
あぁ、またやんのか……
「流愛と夏騎が代表として出ます」
「「げっ」」
おっ、またハモったぞ!
「で、今年はうちの学園の体育館でやります」
「で、準備を俺たちがすると?」
「正解」
瑞生、すごいな……
「それで?」
夏騎はイマイチわかってなさそう……
「まぁ、来月の5日だから、頑張りましょう!今日はおしまい。流愛と夏夏騎は残ってね」
はい出た、居残り……
「2人には、優勝してもらわないといけないから…頑張ってね」
「はぁい」
そんなの無理っしょ。
「じゃ、それだけだから!流愛、今日は生吹とデートなの。ごめんね」
今日は1人か…まぁ、いいや。
「碧乃バイバイ」
帰ったら寝よう。