星里が……
明日、言ってやるんだから!!!
----次の日の放課後
「星里、夏騎脅すとかどういうこと?」
「別に…あんた達に近づいたのは、夏騎くんに近づくため」
--プチン
あたしの中の何かが切れた…
「星里、マジふざけんなよ?」
星里は驚いた様子。
「だ、だって…」
「だって…何だよ」
ったく、早く言えや!コノヤロー!
「あ、あたし、夏騎くんのコト、中学校の頃から好きで…でも、高校離れたから愛斗と一緒にこの学校に転校してきて…やっと見つけたのに流愛と付き合ってて…それで…」
くっだらねぇ。
---ガラっ
「な、夏騎くん!?」
な、夏騎ぃぃぃぃぃぃぃぃ!?
すると、あたしをギュッと抱きしめた。
「な、夏騎くん、あたしが言ったこと、本気だよ?」
言ったこと?あぁ、脅しかぁ…
「そんなの、俺が流愛を守るし。もう俺たちに関んな」
星里は泣きながら走って言った。