「流愛、星里さ、夏のこと好きっぽくない?」

今、星里はトイレに行っている。

「碧乃も思った?」

さすが碧乃!!!

「星里に夏を渡さないでよね?」

「渡す気なんて、さらさらないよ」

星里に負けるかっての!!!
星里が戻って来たから、話をやめた。

「流愛、あの子が呼んでるよ?」

星里が指さしたのは、知らない子。

とりあえず行ってみた。

「あの〜、どちら様?」

「俺、桐生音愛斗。月本さんに一目惚れした」

は、はいぃぃぃぃ!?

あたし、放心常態だ。