私はしがない執事です



「何だ…プチトマトの王ではないのか……
ではライオンはもういい。他を当たる」




それだけで!?


雅ちゃんが動物を見る基準はプチトマトに関連するかどうかなの!?




「み、雅ちゃん。ライオンはでもほら、有名な動物で迫力もあるし…せっかくなんだし見てみたら?」




すると雅ちゃんは何故か少し驚いた顔をした後ニコリと笑って




「なんだ。瑠璃、お主はライオンが見たいたのだな?良かろう。新城行くぞ」




えぇー…?
何で私が見たい感じになってるの?


もしかして時には雅ちゃんに嘘八百でプチトマト談義をするべきなのかもしれない。


じゃないと動物自体に興味を抱かず即刻帰宅ということに…




マズい。