翔太「そうなんだ。そんな感じはしてたから、驚かないけど」

て言うのは嘘。

本当は少しだけ驚いた。

光「そうですか。俺はライバルが先輩だからって遠慮しませんから。用はそれだけです」

そう言って、光くんは裏庭を去っていった。

ライバル宣言されちゃったなぁ。

でも‥…‥……………………。

翔太「僕だって、葉が好きだから負けないよ」

僕は初めてのライバル出現に戸惑いを感じたけど、そう硬く誓った。