あたしら生きてて楽しいことなんざねぇ!!






私が席につくと、ユキが言った。

「何かされてない?大丈夫?」
「うん。ハルがきてくれたから何とかなったよ。」
「そっか。」
「なんで、ハルをつけさしたの?」
「どうせハルの事だろうと思ったから。
 あの女が隣りの時
 たまにノートチラみしてたんだけどさ
 あいつノートに、
 ハル君を紹介してください。
 とか書いてんだよ。
 意味わかんなくってさ。ヤダって返しといた。」

「ふーん。そんなことが・・・。」