「おはようございます。遅れてスイマセンでした。(棒読み&早口)」
明らかに棒読みな台詞で教室に入ってきたのは、ユキだ。
「ん?先生まだ来てないんだ。ちっ。無駄にしゃべっちまった。」
バシッ
「いって!うわ、先生!」
「ユキさんは、ホントにもう!早く席につきなさい。」
「先生、今日は席替えですよね?早くやっちゃいましょうよ。」
「わかったから早く席につきなさい。」
「はーい(棒読み)」
ユキの席はサヨの隣り。
いろんなことに関してうざいサヨから一刻も早く離れたいのだろう。
「えーっと。ユキさんの提案で、今から席替えをします。
今回は自由にしますから、まず行きたい席の所にいって
まぁかぶらなければそのまま机移動させちゃってください。」
「「は~い。」」
私はもう決めてた。
窓側の一番後ろの席。
私はそこにいった。
誰か来るかな?と思ってたけど誰も来なかったのでそのまま机を移動させた。
