「どういう事だよ?お前誰だ?何で遥の電話使ってんだよ?遥そこにいるのか?」



『ギャーギャーうるさいな、まぁしょうがないから答えてあげるよ。まずは部屋の電気つけてあげるよ』




すると…






真っ暗だった部屋が突然明るくなり部屋の全貌が明らかになった…

部屋はなにやら倉庫のようなところでかなり広い。



部屋の中は大きな箱のような檻のようなものがひとつある。



さらに俺の足は鎖で縛られて動けない…



鎖は杭で止められていた。




『わかったかい?君の今置かれている状況が?』




「はぁ?意味わかんねぇから」




『まだわからないの?君は今捕まってて身動きがとれない…』



「確かに…」





『自由になりたいのなら僕の言うこと聞いた方がいいと思うけど…あっいい忘れてたけど君の目の前にある檻…そこには腹ペコの僕のペットが入ってるんだよ。僕がスイッチを押せば檻の扉なんて簡単に開くんだよ…』