俺はなにも言えなかった。 そして五十嵐が 喋りつづける。 「冗談じゃねぇ!人のために生きるなんて無理なんだよ!お前が俺を助けに来るのだって、誰かに誉められたいからじゃねぇーのか?どうせそ… 「違う!!!」 五十嵐はまだなにか 喋ろうとしてたが 我慢できなかった。 「俺は、お前を助けたい。そして学校に行ってみんなで笑いあいたい。」 「違う?ふざけんな。結局人は誰かのために生きることはできねぇんだよ!!」