「でさ、五十嵐のことなんだけど…」 さっそく聞いた。 めいは快く答えてくれた。 「あの子実は戦争でお父さんを亡くしてるのよ。それ以来学校には来てないわ。しかもそのお父さんは、英雄と呼ばれるくらいすごい人だったんだって!そんな父さんなくしたら辛いのも当たり前だよね…。」 だからか… あんな悲しい目… 「そうだったんだ…」 するとめいが 「まぁいいじゃん!楽しく話そうよ♪」 まぁいいわけない。