「……リっちー……」 「違うだろ」 ぽつりと呟いたティルの頭に手を置いてから、俺はリーリアに向き直った。 そして――跪く。 「リル様!?」 「これまでのご無礼、お許し下さい。リーリアント殿下」 「リル様ッ!! お顔を……お顔を上げて下さい! リル様!」 だが、俺はそうしなかった。 ただ、彼女に傅いた。 ◇◆◇◆◇