先輩と私


「・・・じゃあそういうことだから」

そういって、
先輩は部室に入って行った。


1人取り残された私は
どうすることも出来ずに固まっていた。



「ねぇ、集合場所戻んないの?」

クラリネットの子が声をかけてくれて
やっと体が自由に動いた。