その後も言い寄られた人みんなと付き合ったがどれも 続かなかった。 思えば、この時くらいから男癖がわるくなっていた。 後悔先に立たず。 その意味を痛感した瞬間だった。 遼汰以外無理なんだと感じ、自分の馬鹿さ加減に苛立ちすら覚えた。 でも、もお後には引けない。戻ることもできない。 あっちはしやわせな人生を送っているのだから・・・。 毎日泣いて泣いて涙が枯れることはなかった。 自業自得。 自分が選んだ事だからこそ、受け止めなければいけない。