気持ち悪い…
なんで?なんで私?……
軽そうだから?遊んでそうだから?
そんなの、見た目で判断するものなの…?
掴まれる腕を振りほどこうとするたびに
そんな思いがよぎる。
だけど、いくら抵抗しても
さすがに大人の男の人にはかなわない。
「私、男嫌いなの!だから他あたって!」
助けを求めるも同様、
できる限り大きな声でそう言い放った。
「清純ぶっちゃって。」
「ほんとに嫌いなの!離して!」
周りに人がいないわけじゃない。
みんな…見て見ぬ振り…。
それは私だから?
私が男好きに見えるから?
こんなに…抵抗してるのに…?
紗希…助けて……
……織川…助けて…。



