【完】素直になれよ。






「よかったら俺たちと遊ばない?」

声のする方を向くと、
そこには二人の男の人。

大学生くらいかな…


チャラいわけでもなく、強い口調でもなく、

優しそうな人たち。



いままでされたナンパの中では
幾分かましかもしれない…けど



「ごめんなさい、友達ときてるんで」


男嫌いには変わりない。


私は迷いなく断った。



「ならその友達も一緒に遊ぼうよ?それに君、こーゆうの慣れてるっしょ?いいじゃん。」


「…は?」



慣れてる?


ナンパされることが…?

それとも……

取っ替え引っ替え男と遊ぶことが…?



「いままでの男と同じように…俺らとも遊んでよ。いいでしょ?」


「ちょっ…なに触ってんの。」



さっきとは打って変わって
ギラギラと獣のように目を光らせるその男の人は


私の腕をギュッと掴んだ。