「やっと見っけた…。」
掴んでいたてをぐっと引いて、俺の元に久留米を引き寄せる。
「わっ…」
久留米は女にまたがっていたせいで少しつんのめって、
俺の胸にダイブした。
ワイシャツ越しに彼女の息遣いが伝わってくる。
「_____…」
…これ、結構やべーかも。
自分から引き寄せといて、ダセーな俺…。
一人で顔を熱くさせていると、地面から起き上がった女が猫なで声で喋り出した。
「織川くーん!来てくれてありがと〜!もう私久留米さんになにされるかと…」
「こいつに何した。」
「…織川くん、私のこと助けにきてくれたんじゃないの?」
女の顔が引きつる。
前に見た、余裕そうな笑みはそこにはなかった。



