【完】素直になれよ。







4股...ね......。


生粋の男好きだな。




久留米はさっさと
もう一つの水道の前に立って

石鹸ネットに手を伸ばす。



ズッ...。


......?

そのまま俺も作業に着こうと
久留米の隣に立つと


鼻をすする音が聞こえる。



なんだ...?



久留米の方を向いても

明るい茶髪の長い髪のせいで、顔が隠されている。



「...っ......くっ...」



久留米の肩は小刻みに上下に動く。

それどころか
作業を進めようとしていた手は止まっている。




もしかして



「...泣いてんの?」