【完】素直になれよ。







「...そうゆう目?」



彼は、どうゆうこと?

と首をかしげて私に訴えた。




「本当に、好意でやってるんじゃないんでしょ?」


「俺は...」


「ごめん...私、そう簡単に...誰かの事、信用できない」




東堂渉と教室で二人きりになった、あのとき。


そう...あれは

追試が終わった後、

織川に追いかけまわされて、
たしか......荷物を取りに行くついでに教室に逃げ込んだんだっけ。




それで


そこにはなぜか、東堂渉もいて...


『久留米さん、俺...やっぱり久留米さんの事...諦められないんだ。』




そう言って迫られたんだ。