【完】素直になれよ。







「...どうしたの?そんな怖い顔して。」


キョトンとした顔をして
固まった私の顔を下から覗くように見てくる。



「なんでいんの。」



私はそれだけ言って、
東堂渉の横を素通りする。



「なんでって、委員会あったし今日。」


「へー...」


...どうしてついてくんのよ......。



廊下を速足で歩く私とペースを合わせて後ろから追いかけてくる。




「久留米さんも委員会でしょ?それ。」



後ろからポスターを指さしてそう問いかけてくる。



「...そう、だけど?」


「俺手伝うよ。」


「......。」



私はそこで足を止めた。


と同時に、東堂渉も横に並ぶ。



「久留米さん...?」