【完】素直になれよ。







どうしよう...



ろくに眠りについていないせいか、
頭がくらくらしてくる。


この感覚......何回目だろ...。




フラフラとした足取りで

ドリブルシュートを放って
またもとの位置に戻って


そんなことを繰り返していくうちに


段々と目が回ってくる。




やばいかも......。





―――――ドンッ。



そう思った時にはもう遅かった。



私の身体は
地面に叩きつけられて


もっていたボールはどこかへ転がってしまったようだった。





「久留米!!」




......織川?



暗闇の奥で聞こえる、声。



よかった...ちゃんといるじゃん。



私は安心して、深い眠りについた。