【完】素直になれよ。






そんなどうでもいいことを考えていると


一人の女の子が言った。



「なんか、いきなりすっごく冷たくなったんだってさ。」


「えっ...あの織川くんが?!」


「そうそう。あの王子様がだよ...。私の友達、クッキーあげようとしたらしいんだけど、きつくあしらわれたって泣いてた。」




...どうゆうこと?




私はそのまま
扉に耳を傾けて、彼女たちの言葉を待った。




「ねぇ...それってさぁ......もしかして」


「...もしかして...なに?」





「久留米さんが原因...とか。」





.........私?




「久留米さん?うちのクラスの?」


「だって、昨日だって二人...一緒にいなくなったじゃん。」


「そうだけど、それって偶然じゃ...」


「そんな偶然、あると思う?」




一人の女の子がそう言うと

もう一人は黙ってしまったんだ。