そのままベッドに身体を預けて 家に帰ってきた時に 枕の傍に置いた犬のぬいぐるみを 目の前に掲げる。 やだな...なんか。 優しくされて 撫でられて 本当に...犬みたいじゃん私。 無意識に顔が緩んで一人で小さく笑う。 好きだ。 私...。織川が、好きなんだ。