【完】素直になれよ。





…ふざけんな……。


「…わんな……」


「…?」


「触んなっつってんだよ。」



我慢の限界…。



俺は無理矢理
東堂が抱える肩を奪って

そのまま膝の下に腕を滑り込ませて抱きかかえた。



「「キャーーーッ!!」」



その瞬間に響き渡る
女子たちの甲高い悲鳴。


「あ、おい織川!」

先公が俺の名前を呼ぶ声も同時に響く。


けど

そんな周りのことを気にもしないで

俺はそのまま体育館を出て、
保健室に向かった。