【完】素直になれよ。







目を点にして驚いていると、

後ろから織川に「おい」と話しかけられた。



「ハヤシライスのお礼...いつかするから。」


鼻さきを指で触りながら頬を赤く染める織川を見て、


私にも顔の赤いのが伝染する。



「...こちらこそ。話...聞いてくれて、ありがとう...」


「衿華ちゃーん!乗っていいよ~!」


「...はいっ、今行きます!...じゃーね、織川。」



車窓を半分開けて私を呼ぶ美優さんのもとへ、小走りで向かった。





「ねぇねぇ、衿華ちゃんはさ...結斗とどうゆう関係?」


「へっ?!」



私が助手席に乗ったのを確認すると、

興味津々に私を見つめて聞いてきた美優さん。




「てゆーか、衿華ちゃんって私と結斗の関係、誤解してるでしょ?絶対。」




......え?