【完】素直になれよ。






「別に...普通のクラスメイトだけど。」


「普通のクラスメイトが俺たちの関係気にすんのかよ。」


「あ...てゆーかあんた、なんであのとき『付き合ってない』って言わなかったの?!」



そうそう。


思えばあのとき


東堂渉が『付き合ってるの?』って聞いたとき、

織川は『だったらなんだよ。』...そう言っていた。



「別に。ムカついたから。」


「...はぁ?」


意味のわからない理由に私は、眉間にしわを寄せて首をかしげた。



子供みたいにふてくされている織川を見て、
なんだか少し笑みが漏れる。



「プッ......変な奴...」



一回笑みが漏れたら
もう笑いは止まんなくなって、一人で大笑い。



なんか...こんなに笑ったの、久々じゃない...?




「久留米...」


ギシッ。


......え?




ソファがきしむ音がしたと思ったら
織川が私との距離を徐々に詰めていたんだ。