琉生side
ミユウさん、なんか変だ・・・。
昼飯前にトイレに行ってから・・・。
俺は、
女が嫌いだ。
俺たちを捨てた母さんのように、
毎日違う男を連れて、
香水の匂いをぷんぷんさせて。
化粧も濃くて
離婚したあと、
しばらくしてから、
俺たちを引き取ってくれた父の感謝している。
兄貴は、
俺に優しくて。
俺を少しでもいい学校に通わせてくれて。
遠慮して一人暮らしして。
そんな兄貴が、
伝説の”紅虎”にバイクを取ってもらった、
そう言ってきたときはさすがにビビった。
お礼を言いたくてしょうがないのに、
紅虎になかなか会わせてくれなくて、
やっと会えたら女で、
いつの間にか好きになった。
頭の中ぐちゃぐちゃなのに、
たまらなく好きになってた。
それから、
ミユウさんを見るようになって、
ミユウさんがソウシのコトが好きだとわかった。


