いつもあの子は保健委員の私に話しかけてくる。






可愛い後輩。





また…




いつものように




怪我をして保健室にくる。




怪我したので手当てしてください




なーんて、




無邪気に笑う。




部活で怪我をするらしい。




毎日かよw




あの子はサッカー部




私は保健委員




だからって




何で




私のとこへくるの?




マネージャーに




やってもらえばいいじゃない。




だって。




毎日こられたら…




私…




んな訳ないか…




でも。




何でだろう




マネージャーより先輩にやってもらったほうがいい




って




君に言われると




“キュン”って




するんだ。




初めは




めんどくさかった




毎日




毎日




また怪我かよって。




でもね?




今は




きだるい学校も




寒い朝も、




平気なんだぁ。




何でだろう




マネージャーが手当てがうまくなってしまったら…




保健室に…




私のとこに…




あの子はもうこなくなる気がして。




あぁ……




そっか。




これが









なのか




でもね?




もう…いいの。




君が…




私が先輩でよかったって…




笑ってくれた。




だから…今は




君だけの




先輩でいさせてね。





この変な関係はいつまで続くのかしら。




でもこの関係に…ありがとう。