梓ちゃんから綴られた内容に私は驚きさらに読み進める。 『ヨウちゃんと私のことを心配してる場合じゃないんだから明日の受験がんばってね!! それからこのことは星くんには伝えてないから…もし元に戻ったら言っといてね。 いろいろありがとう……。 会えば皐月ともさよなら……出来ずに私が泣いちゃうかもしれないから今は…手紙に託すよ。 それから……嫌な思いさせてごめん……。 梓 』 何かもっと伝えたかったのかもしれないけど…最後、書きなぐった文字に涙が滲んでいた。