『ーー大丈夫?? 今、背後のテーブルに座ってる。』 その文面を見て私はキョロキョロと周囲を見回すと…甲原とともに梓ちゃんと小春さんの姿があった。 『ーーーごめんね。』 両親に見つからないように返事をかえすと…『とにかく隙を見て逃げるタイミングを作るから気づかれないようにね……。』と念押しされたので黙ったまま料理をたべた。 部屋に戻った私はとりあえずそのまま二人に挟まれるようにベッドに横になった。