梓ちゃんの動きがとまった。 「一緒にいくから……ちゃんと、サヨナラしよ!!」 一瞬…寂しそうな目を潤ませながら梓ちゃんは鞄をひったくる。 「サヨナラぐらい……一人でいえるし…!!」 それだけいうとカフェからとびたした梓ちゃんをおいかけたけど梓ちゃん人混みのなかに紛れてみえなくなった。