私の言葉にヨウちゃんは答えた。 「………ファーストフードで追っかけやマスコミに追われた時……その日、例のパリコレの人から学校のこと言われて出発のこととか……どうしても梓に聞いておきたくて俺ともう一度やり直せるか聞いた………。」 「そうしたら? 梓ちゃんなんて??」 沈黙のあとヨウちゃんは首を横にふった。 「………なんにも……ただ黙ってた。」 「えっ??黙ってただけ??」 コクンと頷いたヨウちゃんに私は気がつくと叫んでた。