しばらくすると懐かしい道場が見えてくると、 黒い高級車がとまっていた。 「わあ、お祖父様つき?あいつよっぽど信用されてないわね!」 小春さんの車から降りてちょうど黒い高級車から降りて来たお祖父様に報告する。 「お祖父様……無事、星くんも一緒に合格しました。」 「そうか……なにせあの高良の孫が皐月の試験をうけているわけだから別荘で寝ている場合ではないからな!!」 お祖父様は甲原の車から降りてきた星くんをにらみながらいった。