見慣れた制服に身を包み一番見たかった笑顔がそこにあったーーーー。 潤んだ瞳から大きな涙が流れ落ちた。 人混みの中俺と皐月はゆっくり歩みより桜の花びらの舞うなか強くきつく抱きしめてお互いがずっと…伝えたかった言葉………。 「ーーー会いたかった………ずっと会いたかった。」 久々に伝わる体温を胸に抱き俺達は人混みのなか唇をあわせた。