窓ガラスに写った自分の姿をみると………。


「ーー元の俺の体………。」



頬をつねってみても痛いし夢じゃない……。

元に戻ったということは……………。


「ぎゃはははは……!!あんた自分の姿に気付かずそのまま男のままの皐月ちゃんを探してたの!!
ほんと、あんた筋金入りのばかだわ!!」


散々姉貴に笑われて俺は自分の醜態を恨んだ。


「でも……ほんとなんで……皐月きてくれたのにあわなかったんだろう。」