ーー試験開始の合図とともに試験が始まった。

梓さんも皐月もきっと……この会場にいる。

俺はただ二人が間に合った事を祈り試験に没頭した。


最後の科目である理科の試験が配られた。

理科ではいろいろあったな…。

単お嬢にカエルをぶつけたこともあったし……でも何よりも強烈だったのはあの怪しい博士…Dr.哲あの人が復元した魔法の粉のおかげで俺達は入れ替わった。


最後の問題をとき空欄を埋めた時……掌から何かが溶けて蒸発していく。