あんな呆れた着ぐるみのおっさんでも今の俺には藁をも掴む想いでコンビニをでるといつものように看板を掲げてひっくり返した。 『受験する学校の門前で待ち合わせで☆ S』 その看板を見た俺を見たうさぎ店長はまたひっくり返した。 「ちょっと待ってよ!! 」 俺は急いでその場を去るうさぎ店長を生け捕りにして問い詰める。 「どーゆうつもりだよ!!皐月とあったわけ?」 うさぎ店長はぶんぶんと首をふり渋々答えた。