メールを送っても返信は来ないし甲原さんに連絡しても音信不通だ。 「もう諦めたら?? 高校生なったら……素敵な恋できるわよ。」 「梓さんはそれで……いいの? そんなにヨウちゃんとの事……薄っぺらな思い出にできるんだ。」 「ちょっと……大丈夫?? まるで皐月がいるみたい。 一年も、体に入ってると本人達にてくるのかしらね。」 梓さんは目を細めて微笑んだ。 「…………でも、最後くらいは4人でもう一度お祝いしたかったね。」