「素直になりゃあいいのに……その頃までには皐月の監禁溶けてるといいよな!!」


勝手に監禁だと決めつけてる俺はノートに英文を書きつらねた。


あの時、皐月に託した合格祈願のメッセージ皐月は気付いてくれたかな?

「はあ……。」


白い息がせつなげにもれる。


一年前出会った季節もこんな寒い日だったな…。

あの時はたった一個しかないかぼちゃプリンを巡ってコンビニでバトったよな…。


それで……子供に横取りされて……大泣きしてた皐月……。

今どこで……何してるんだろ………。