【完】とろける☆かぼちゃプリン



梓さんは下唇をきゅっとかんだ。

「それでも聞きたかったんだと思うけどな……梓さんの気持ちをさあ!!」


俺の言葉にいきなり立ち上がった。


「もう……だから、私とヨウちゃんの話はしないで!!
私達別々の道を歩む事にしたんだから……。」


梓さんが言い終えるか言い終えないか……その
時昼休みの終わりを知らせるチャイムが鳴り響いた。


放課後……俺は甲原さんの車にのりながらも考えていた。

梓さんはあんな風にいったけど……やっぱりこのままでいいのか無性にやりきれなかった。